第218回 ZEEBRA「永遠の記憶 feat. T.A.K THE RHYMEHEAD」
- アーティスト: ZEEBRA,UZI,T.A.K THE RHYMEHEAD,AKEEM DA MANAGOO
- 出版社/メーカー: ポリスター
- 発売日: 1998/06/17
- メディア: CD
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私事ながら、先日久しぶりに、カラオケに行ってまいりました。私はカラオケは好きではないのですが、お酒を飲んだせいもあって、気分よく歌ってまいりました。
前に行ったカラオケの記憶が数年前という信じられない若者(25)ですが、久しぶりに行って驚きました。
日本語ラップの曲がめちゃくちゃ入っている!
私が以前行ったときは、ほとんどなくて、ZEEBRAのシングルが数曲入っているくらいでした(それこそ「Deep Impact」とか「Grateful Days」とか)。それが(機種にもよるのでしょうが)、今では、ラッパ我リヤやRHYMESTERといったアーティストのアルバムにしかない曲まである。冊子を全部見たわけではありませんが、コンピ盤に入っているマニアックな曲までありました。例えば、「Sinu-City」(『思考回路』収録、id:dmworldhh:20050823参照)や「シブヤホリック」(『HARLEM ver.3.0』収録)などありましたが、こういう曲をカラオケで歌いたいという人も増えているということなのでしょう。
あまり歌が上手くないので、カラオケはイヤだったのですが、ラップを歌って欲しいと無理矢理入れられたので、ラップを歌ってしまいました。やはり、ラップは聴くに限ります。
さて、今回挙げた曲は、ZEEBRAのアルバム『THE RHYME ANIMAL』(名盤です)の最後を飾る名曲です。名手T.A.K THE RHYMEHEADとの共演作です。実話かどうかわかりませんが、二人の青春時代について生々しく語られた曲です。ZEEBRAのストレートなフロウと、RHYMEHEADの巧妙なライミングがバランスよく、トラックも最高です。
HIPHOPに限ったことではないでしょうが、別にシングルを何枚もリリースしなくても、アルバムだけの曲でも名曲は多いものです。
ちゃんとこの曲もカラオケリストに入っていて、最後に歌いたかったのですが、時間切れで歌えませんでした。しかし、ラップを歌うのがこんなにも難しいものとは。