第577回 BUDDHA BRAND「女体の狩人のテーマ(INSTRUMENTAL)」

DON'T TEST DA MASTER

DON'T TEST DA MASTER


せっかくですので、昨日(id:dmworldhh:20070113)に続いて、BUDDHA BRANDのインスト作品を紹介しましょう。
というのも、頭に流れてきた曲が最初「女体の狩人のテーマ(INSTRUMENTAL)」だと勘違いしていたからです。改めて聴いてみて、勘違いだと気付きましたが、この曲も私には思い出深い曲なのです。
私が大学1年生の頃、当時4年生だったサークルの先輩がこの「女体の狩人のテーマ」を聴いていました。最初は、「おしゃれな曲だな」くらいしか思いませんでした。
その後、私が日本語ラップにハマっていき、その体験から数年後に『DON'T TEST DA MASTER』に出会いました。もちろん、そんな体験なんてすっかり忘れていましたので、再び「女体の狩人のテーマ」を聴いた時に「あっ!これはあの時の!」と感動を覚えました。
いろいろな音楽を愛する先輩だったのですが、少し先輩に近づいた気分でした。なんだ、BUDDHA BRANDも聴いていたのか、と。
最近、全然連絡を取り合っていませんが、元気なのでしょうか。今では、最初に会った時の先輩以上の年齢に私もなってしまいました。もちろん、私の後輩たちにHIPHOP好きはいないと思いますが、後輩たちが、私がしたのと同じ体験をしてくれれば少し嬉しいです。


「女体の狩人」とは、アダルトビデオのタイトルみたいな雰囲気さえかもし出しますが、別にエロい作品ではありません。まあ、昼か夜かと問われれば、夜っぽい作品ですが、どの辺りが女体の狩人なのかは私にはよくわかりません(確かに、女性の喘ぎ声っぽいものは入っていますが、一瞬聴こえるだけで、別に喘ぎ声ではないです)。
先ほど「おしゃれな曲だ」と書きましたが、確かに、こういう曲が似合う男には、女性は落とされそうです。


BUDDHA BRANDは、NIPPSCQの繰り出す強烈なパンチラインも魅力なのですが、DEV LARGEの作る音も魅力の一つなのだと改めて感じました。もちろん、DJ MASTERKEYの仕事も欠かせません。