第530回 GAKU-MC「ハタラコウ」

ハタラコウ

ハタラコウ


id:dmworld:20061128にも書きましたが、ようやく私の見の振りが決まった日を記念して、タイトルだけで選びました。


HIPHOPには、「カネを稼ごう」というテーマの曲がたくさんありますが、それは「真面目に汗水たらして働いてカネ稼ぐ」が美徳となっており、ズルをしてカネ稼ぎまくりなんかしてる人間はdisの対象であり、ともすれば「セレブ」もその対象になってしまいます(真面目に働いてセレブになっている人間もいっぱいいるでしょうが)。
逆に、仕事をしないニートみたいな人間も卑下する面もあり、そんな人に対して「ハタラコウ」と言っている曲かと思えば、そうでもありません。


GAKU-MCの就いた仕事(=ラッパー)が楽しくて楽しくて仕方がない感じが伝わってきます。
まあ、自分の好きでやりたいことが収入になるまでが大変なことなのですが…
私も何とか自分の好きなことで暮らしていけるかも?という段階になりましたが、ここまで来るのに、どれだけの努力と時間を費やしてきたことか。
私も”一介のニート”だと思って生きていますが(定義上は、私はニートではないようだが)、ニートと呼ばれる人間は、やりたいことがあってもできなかったり、糸口さえつかめなかったりする人も多いと思っています。
みんなが、はやくGAKU-MCみたいに、やりたかったこと=仕事を発見できるといいなあと思っています。
といっても、私も今後いつどうなるか、保証は一切ありませんが。


ちなみに、ところどころ入るコーラスの声は、若き日のSU(RIP SLYME)かなと思って調べてみたら、その通りでした。