第528回 加藤ミリヤ「I WILL」
- アーティスト: 加藤ミリヤ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2006/09/27
- メディア: CD
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今日はHIPHOP作品ではありませんが、加藤ミリヤの「I WILL」を紹介しましょう。
今日は日曜日だったので、肉や野菜など買い出しに行ってまいりました。
全部で二店に行ったのですが、偶然にも両方の店内BGMで「I WILL」が流れていました。どちらも「市民市場」みたいなお店で、値段はとても安くて助かるのですが、地元のじいさんやばあさんがゾロゾロいるなかでの加藤ミリヤのバラードは異様で、面白かったです。
たまたまラジオで流れていたのか、同じ有線放送のチャンネルだったのかは知りませんが、なぜ、店内の雰囲気と全然違うBGMを流すのか不思議です。まあ、面白いから、それはそれでいいのですが。
話はずれますが、おそらく有線のチャンネルだと思うのですが、100円ショップや小さいスーパーなどでよく流れている、流行りのJ-POPのインストの”Remix”がツボなんですよねえ(イメージとしてダイソーや生協の店内BGM)。
原曲の殺しっぷりが、最高です。
最近のヒット作は、AIの「I Wanna Know」です。確か、前の日にテレビではじめて聴いて「良いトラックだなあ」と思っていたのですが、翌日に生協の店内BGMで耳にしてがく然としました。
DJ WATARAIのビートも台無しです。
”Remix”してもあまり雰囲気が変わらない曲もあることはありますが、たいていは「あ〜あ...」な仕上がりです。加藤ミリヤやAIが市民権を得るのは大変素晴らしいことなのですが、こういった体験をすると、複雑な気持ちになります。
まあ、面白いので、別にいいんですけどね。
あの原曲の殺しっぷりは、日本に数多くのDJがいれど、ああいう風にはなかなかできません。がんばれ、店内BGM。