第508回 GICODE「PRIVATE PARTY feat. Def Tech」

E・D・O・C・I・G

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次回作の録音でもしているのだと思いましたが、びっくりするようなニュースが入ってきました。

デフテック」に亀裂…解散決定的か


人気ヒップホップユニット「Def Tech(デフテック)」のメンバー2人に亀裂が入っていることが2日、分かった。仕事観、人生観で両者に食い違いが生じ、今夏ごろに確執が表面化。8月にイベントに参加して以降のスケジュールは白紙のままで、長期の活動休止は避けられない情勢。関係修復は極めて困難とみられ、事態は事実上の解散という方向に流れそうだ。
インディーズながら昨年のCDデビュー盤が売り上げ200万枚を記録、同年の紅白歌合戦にも出場した超人気ユニットが解散の危機を迎えている。
東京生まれの日本人Micro(26)とハワイ育ちの米国人Shen(25)の2人組。関係者によると、仕事に対する“温度差”が最大の原因だ。
仕事熱心なMicroに対し、Shenはインディーズならではの時間に縛られない音楽活動を希望。デビュー盤の大ブレークによって多忙な生活を強いられるようになりShenの不満がつのっていったが、Microが必死に抑えてきた。
だが、7月の全国ツアー終了の頃にはついに“分解”。ライブの打ち上げ中に「仕事はいつ終わるのか」などとあからさまに不機嫌な態度を見せるShenの身勝手さにMicroの我慢も限界に。つかみ合いのけんかをしたこともあった。さらに、Shenは10月に家事手伝いの日本人女性(29)と結婚したのを機に、年内の休暇を要求。2年連続の紅白歌合戦出場も断念せざるを得なくなり、亀裂を深める大きな原因となった。
関係者は「ハワイ育ちで時間に追われることもなかったShenにとって、プライベートもないほど忙しい生活に嫌気が差していたのではないか。日本での生活も慣れずにイライラしていたのだと思う」と話す。
Shenは今月中旬に都内で開く結婚披露宴のために来日予定で、その際に今後についての話し合いの場がもたれるもようだ。
所属事務所は「2人は今でも仲がいい。解散することはありません」としているが、8月18日のチャリティーライブ出演以降から来春までのスケジュールは白紙というのが実態。長期の活動休止は避けられない状況で、12月27日に発売される初の全国ツアーの模様を収めたDVD2枚が最後の作品となってしまう可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000018-spn-ent

これも売れてしまったことによる定めでしょうか。あの二人がつかみ合いのけんかをするとは想像できませんが、多少のすれ違いはあったのかもしれませんね。
それにしても、「仕事」に対して、国によって考え方が違うものですね。こういう商売だからこそ、ましてや結婚までしてしまっては、ますます仕事しなきゃと私は思いますが、相当儲かったのでしょうか。でも、奥さんといっしょにいたいという気持ちもすごくわかります。記事からもうかがえますが、日本人はなんて真面目なんでしょうか。


この記事がどこまで本当なのかわかりませんが、この二人はもともとソロ志向があるのかもしれません。いや、別にあって自然なことで、この世界では、ソロ活動に熱心でもそれほどタブーなことではありません。少なくとも「仲悪いんじゃ…?」とすぐに勘繰ることはありません(お笑い芸人ならともかく)。一人でもきちんと仕事できるのは、かっこいいことなのです。


一応、Def Techはレゲエアーティスト(ジャワイアンレゲエ)なので、HIPHOPサイドの曲を紹介します。Def Techがまだ世間でこんなにも認知されてないころ、SPHERE of INFLUENCESORA3000によるGICODEのアルバム『E・D・O・C・I・G』の数曲に参加しています。
もちろん、私もDef Techが世間で騒がれるようになってから、この事実を知りました。
今回挙げた曲は、「PRIVATE PARTY」というタイトル通り、パーティーチューンでありながら、オトナな感じでやや落ち着いた曲です。Def Techのhookがいい味出しています。


「JONAN音頭」は、ギターが入りながらも、しっかり「音頭」になっている面白い曲です。この曲にはAIがラップで参加していますから、このつながりで、MicroやShenがフィーチャリングされるということもあるかもしれませんね。