第507回 童子-T「少年A」

少年A

少年A


最近、なぜかわかりませんが、駅前の大型ビジョンに、童子-Tの「少年A」(ただし、『
WARABEST~THE BEST OF 童子-T~』に収録されているアコースティックバージョン)のPVが流れています。
しかも、私が見たのは朝と夜で、別々の日だったので、結構なヘビーローテーションで流れているようです。
ふだんは今流行りの曲のPVが流れているのですが、なぜか発売からしばらく経ち、今頃になって流れています。


「少年A」は、とてもシンプルな曲ですが、童子-Tの半生を綴った自叙伝的作品であり、童子-Tを語る上では欠かせない曲です。
ただ、実際に本当のことが書かれているかわかりませんが。


トラックはシンプルで、リリックもシンプルですが、押韻には忠実で、まるで押韻の教科書のようにきれいに韻を踏んでいます。
また、選ぶ言葉も秀逸で、「ナイフじゃなくマイクで勝負」や、最後の「あの頃の少年AからBへ」は上手いですね。