第379回 SHAKKAZOMBIE「SHAKKATTACK feat. KURO-OVI」

SHAKKATTACK

SHAKKATTACK


この曲を聴いたら、2、3日はhookが頭の中に流れると思います。私も、この曲を初めて聴いてからしばらく経っていましたが、ある時、頭の中に突然やってきました。
この曲のhookは日本語ラップの中でも珍しいタイプです。
それは、MCのOSUMI(現・BIG-O)が、オペラ歌手のように「♪ア〜アア〜、ア〜アア〜」と歌い上げるのです。例の体格ですから、まさにオペラ歌手のように聞こえます。


ふと思ったのですが、ラッパーも滑舌や発声練習とかするのでしょうか。もし、音楽系の専門学校で「私、HIPHOPやりたいんです〜」という生徒がいるならば、やはり最初はそこから始めるでしょう。ただ、HIPHOPの発生した背景など考えると、あまり先生から教えてもらう音楽でもありませんが。
それにしても、OSUMIの♪ア〜アア〜を聴いていると、まるで発声練習しているようです(しかも、ちょっと気持ちよさそう)。
といっても、2回しか♪ア〜アア〜は登場しません。しかも、2回目の♪ア〜アア〜は、NGテイクみたいで、最後の高音はキツそうです。


シングルに収録されている「SHAKKATTACK (Instrumental)」は、インスト作品でありながら、♪ア〜アア〜はちゃんと収録されています。インスト作品だと思って聴いていると、不意打ちを食らいます。