第373回 DJ TONK「Good Timing feat. Shortys, Dj Aqua」

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  • 出版社/メーカー: フナイエンタテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/09/29
  • メディア: CD
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かつて企画盤とも言ってよい『SMALL WORLD』で共演したミニ塾。リリースから2年後、まさかLITTLE(KICK THE CAN CREW)、MICRO(HOME MADE 家族)、Smallest(トリカブト)がもう一度集まるとは。しかも、招集したのはシーモネーター塾長ではなく、DJ TONK!意外な人物でした。


アルバム全体を通して、ゆったりとできるトラックで、聴いていると癒されます。しかし、この「Good Timing」(どこかできいたことのあるタイトルですね)は日本語ラップものとあって、少しトラックを変えてきました。
さすがに「ミニ塾」と言う名前が気になったのか、「Shortys」に変更しました。
確かに、三人とも背の低いMCなのですが、偶然にも自らの名を「LITTLE」「MICRO」「Smallest」にするとは、なんてネガティブな人たちなんでしょう(笑)。ただ、コンプレックスと思われがちな部分をあえて自分の持ち味にするということは、とてもポジティブなことです。どこかHIPHOPに通じる部分を感じます。


しかし、このShortysとDJ TONKの結びつきがなかなか見えてきません。そういえば、ミニ塾もこの「Good Timing」も9月にリリースされたものです。しかも、2002年と2004年。今年、2006年の9月、また思いがけないところからShortysが登場する、
なんてことはまずないでしょうね。あったら面白いですけど。


先ほども少し触れましたが、「Good Timing」とそれ以外の曲の雰囲気は違います。そもそも日本人アーティストがフィーチャリングされている曲は少ないです。どの曲も「Good Timing」みたいなゲストが参加しているわけではありませんので、ご注意ください。「Good Timing」はどちらかといえば「イロモノ」的な曲ですが、他の曲はとにかく聴き心地が抜群に良いものばかりなので、まったりとくつろぎたい方に特にオススメします。