第177回 FUTURE SHOCK ALLSTARS「SHOCK TO THE FUTURE '04」
Shock To The Future~7th Anniversary~
- アーティスト: オムニバス,OJ&ST,UZI,般若,565 FAMILIA,B-YAS,秋田犬どぶ六 OZROSAURUS FEAT.B-YAS,B-YAS,秋田犬どぶ六 DJ CELORY A.K.A. MR.BEATS FEAT.AKTION,FUTURE SHOCK ALLSTARS,秋田犬どぶ六,OZROSAURUS FEAT.M.O.S.A.D.
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: CD
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前回のFUTURE SHOCK ALLSTARSからわずか数年しか経っていませんが、だいぶ顔ぶれが変わりました。ZEEBRA、UZI、MACCHO(OZROSAURUS)、SOUL SCREAMは変わらずいますが、ZEEBRAは遠慮してか、hookのみの登場ですし、UZIに至っては、この曲では割と静かな印象を受けます。冒頭のヴァースを任されているからでしょうか。
新しい顔ぶれとして、妄走族から般若、RUDEBOY FACE、秋田犬どぶ六が登場します。しかし、もともと違う畑で十分に活躍していたりし、単なるレーベルの移籍でやってきた感じがします。特筆すべきはOJ&STで、UBG入門から鍛え上げられ、たたき上げでとうとうここまで来たか、という感じがして、私は好きです。
FUTURE SHOCK7周年という、ちょっと中途半端な数字の気もしますが、それでも歴史は感じます。やはり、アルバム全体的にトラックの感じも変わってきました。’04 VersionはDJ CELORYプロデュースなのですが、99年のDJ CELORYのVersionとはかなり違います。
また、アルバムには秋田犬どぶ六や、般若をはじめとした妄走族のメンバーが多く登場します。こうした新しい顔が活躍して、ベテランはちょっと静かな感じです。
誕生から7年経ち、所属するアーティストも大所帯になってきました。しかし、7年のうちに、AKEEMやT.A.K. THE RHHHYMEなど古参のアーティストがいなくなってしまったのは、ちょっと寂しい気もします。新しいアーティストの活躍に期待しますが、現在、どういうわけかFUTURE SHOCKのWEBサイト(http://www.futureshock.co.jp)が閉鎖されているのが気になります。