第157回 CHEMISTRY「アシタヘカエル(キボウノヒカリVersion)」

アシタヘカエル/Us(CCCD)

アシタヘカエル/Us(CCCD)


前回(id:dmworldhh:20051118)、CHEMISTRYHIPHOPアーティストと共演が多いと書きましたが、その先入観を持ってしまうと、これははっきり言って、期待を裏切られる作品です。


CHEMISTRYSOUL SCREAMの共演なんて考えもしなかったですが、聴くとびっくりします。HAB I SCREAMのラップを期待していましたが、5分ちょっとの作品にわずか20秒しか登場せず、しかも、HAB I SCREAMには珍しくウィスパースタイルのラップです。これはこれでいいのですが、CHEMISTRYとのセッションに、よりによってこのスタイルとは、なんてツミな…。


結局、HAB I SCREAMがプロデュースを務めていて、ラップはまた別の話ということなのですが、めったにないことですから、もっと聴きごたえのある作品(いっそのこと、E.G.G.MANも呼んでしまうとか)を聴きたかったです。