第107回 日野賢二「GO FOR DA GOLD feat. ZEEBRA」

JINO

JINO


日本のHIPHOPZEEBRAというイメージがあるくらい、HIPHOPを知らない人でもZEEBRAは知ってるという日本人はたくさんいます。
やはりBIG NAMEなので、HIPHOPだけでなく、他ジャンルのアーティストから共演の声もかかります。
今回はベーシストの日野賢二さんとのコラボレーション曲です(それにしても、このブログのタイトル欄に漢字の名前が入るのは珍しいですね)。


アテネオリンピックの”非公式”応援ソングという悲しい肩書きを持つ曲ですが、最近のZEEBRAのコラボ作品では、なかなかの良作だと思います。
やはりトラックが良いのですが、それに比べて、ラップのスタイルや女性のボーカルが不自然というか合ってないというか、ちょっと残念なところもあります。無意味に曲が長いような気がするので、女性のボーカルをなくしたり、hookの繰り返しをやめたりすれば、もっとすっきりした曲になるのではないでしょうか。
日野賢二というミュージシャンに対抗したのでしょうか、ZEEBRAヒューマンビートボックス(human beat box)を披露しているのですが、これは良かったです。
シングルとしてインディーズでリリースされたようですが、『JINO』にBONUS TRACKとして収録されていますので、アルバムの方が手に入りやすいかも知れません。