第81回 SHAKKAZOMBIE「IT’S OKAY feat. DABO」
- アーティスト: SHAKKAZOMBIE,MARTIN-KINDO,GAS BOYS,SRSAHNN,DABO,DELI,PH,Michico,SUIKEN,KASHI DA HANDSOME
- 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
- 発売日: 2002/03/27
- メディア: CD
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テレビで「HEY!HEY!HEY!」を観ていたら、観月ありさが出ていました。「久しぶりに見たなあ」と思っていたら、新曲を出すそうで「セ・ラ・ビ」をASIAN2と歌っていました。
ASIAN2のことを詳しくはわからないのですが、ひとつ感じたことがあります。2MCなのですが、その一人TATSUがかっこいいのです。彼が、素晴らしい体格をしているからです。
私は中途半端なデブです。ちょっと太っていますが、デブタレほど面白くありません。デブは中途半端だと、ほんとに中途半端で無駄に身体に悪いのですが、”いい”デブはタレントになれたり、相撲取りになれたり、柔道部にスカウトされたりします。
そして、HIPHOPをやるとメチャクチャかっこいいのです。これが、ロックだったりパンクだったりはダメです。せめてドラムどまりです。
デブが優遇されるのは、HIPHOPかゴスペルくらいでしょう。
厳密に言うと、無駄に脂肪デブはダメです。HIPHOPのMCともなると、LIVEは相当な運動量になりますので、体力がないとダメです。だから、ただ太っていればいいというわけではなく、体格が良いといいのです。
そういうわけで、SHAKKAZOMBIEのBIG-Oはその名の通り、身体がBIGです。もちろん、ラップが上手なベテランMCでございますから、かっこいいです。不思議なのは、体格がいいと声は低い気がしますが、BIG-Oは声が高いです(決してイヤな高さではない)。さらに言うと、昔の作品(『手のひらを太陽に』とか)は、今よりも高いです。
今回は、SHAKKAZOMBIE作品の中で、私の好きな曲を挙げましたが(アルバムの終わりにふさわしい。夕陽に似合いそうなイメージ)、最近はソロや(BIG-Oで言うと、「IN YA AREA / DJ NISHIMIA feat.BIG-O, KALASSY NIKOFF a.k.a AK-69」(『HARLEM ver.3.0』収録)が傑作)、客演作品が多いでしょうか。
このアルバムをリリース後は、SHAKKAZOMBIE名義での作品は出してないようなので、そろそろ新作を期待したいですね。