第76回 K DUB SHINE「なんでそんなに」

今なら       (CCCD)

今なら (CCCD)


私のこのブログがどういうわけか、経営かCRMに関するブログを集めたページに載っています(http://www.crm.co.jp/watch/index.html、2005年8月23日現在)。
おそらく、たまたま「マーケティング」とか「コマーシャル」などの単語を使っていたため、コンピューターが勝手に判断してリンクしてしまったのでしょう(もしかして、ここは本当に経営について書いていると人間が思ったから?)。
ちなみに、私は経営とかまるで興味がありませんし、だいいちCRMって何?という世界の人間です。


HIPHOPには、セルアウト(SELL OUT)という言葉があります。要は、自分たちの音楽性を無視して(曲げて)までも、魂を売って、売れる音楽を作ることを言います。
HIPHOPの世界では、大抵は忌み嫌われます。
良い音楽=売れる、だと問題ないのですが、現在の状況は、はたしてどうでしょうか。


不思議なもので、売れていて、かつ良い音楽も存在するのですが、どういうわけか、HIPHOPは売れると嫌われる傾向にあります。単に妬みという気持ちもあるのでしょうが…。


K DUB SHINEのこの曲では「セルアウト」という話になるのですが、この「セルアウト」の"過去形"について触れています。SELL OUTの過去形は?となると、あのグループのことです。
なんでそんなに、(日本人なのに)英語を使うのかというテーマで、先のグループをdisっている曲です。


ちなみに、K DUB SHINEは般若やDEV LARGEなどからのdisの対象にもなっています。disりdisり合いですが、ある程度有名な(力のある)アーティストだからこそ対象になるのです。
例えば、般若がこのブログをdisったって、一個人の趣味で書いているものですから、意味がないのです。弱い者いじめにもなりません。
アリが象に向かうような、または、象対象のdisり合いが面白いのです。
しかし、やり過ぎると「売名行為だろう」と言われてしまうのが難しいところです。


※これだけ、売れる、売れないって書いたら、またリンクされないかな。意味なく「マーケティング」ってもう一回書いておこう。「デフレスパイラル」とか「ナスダック」とか。