第52回 OZROSAURUS『Bay Blues』

BAY BLUES

BAY BLUES


OZROSAURUS(MACCHO)もかなり長いキャリアです。そして、出すアルバムによって随分雰囲気が違います。だから、ファンによっては、この頃のMACCHOのフロウ(音)が好きと意見が分かれるかも知れません。
私が一番好きなのは、アルバム『ROLLIN’045』の頃ですが、最近、もっと昔のOZROSAURUSも気になっています。
というのも、オムニバス盤『FUTURE SHOCK SINGLES』に収録されている「命のメロディー」、「Bay Blues」も好きなのです。
90年代後半の作品なので、なかなか見つからなかったのですが、ついに『ライム・ダーツ』を見つけました。
しかし、先の曲が入っていない。

ライム・ダーツ

ライム・ダーツ

でも、内容が結構面白くて、skitにZEEBRAが参加していたり(帯に「キングギドラのジブラ」と書いてある)、DJ HASEBE『adore』に収録されている、Sugar SoulZEEBRAの名曲「今すぐ欲しい」のOZROSAURUS Version「砂漠の湿地帯」が新鮮だったりします。
そして、「望ム」ではFUSION COREのIQとPOU(Mr. Pow)、今はRIP SLYMEにいるSUが参加しています。


で、別のお店で偶然にも、『BAY BLUES』を発見。タイトルにもなっている「Bay Blues」は入っているのですが、「命のメロディー」は別バージョンが収録されてます。
おそらくミニ・アルバム扱いなのでしょうが、最初に「鉄の意志」で登場し、次に「ドツボ」で現代の抱えている問題を歌い、「Bay Blues」〜「命のメロディー〜遠い記憶III」で明日に向かってがんばろう、という流れになっています。


では、『FUTURE SHOCK SINGLES』の「命のメロディー」はどこに収録されているのでしょう。「はまぞう」で調べてみますと、『DOUBLE IMPACT E.P.2』だと思います。これにはさらに、まだ聴いたことがない「村祭り」という曲も入っており、また探さなければならないという、苦労と楽しみが入り混じった思いでいます。