第459回 スチャダラパー「CATCH the DROP」

DISCO SYSTEM

DISCO SYSTEM


大変キャリアの長いスチャダラパーですが、最近は電気グルーヴやアルファとの活動があったからか、スチャダラ最新作もテクノ色が色濃く入った作品になっています。私はあまりテクノに興味はないのですが、スチャダラパーが楽しくやってくれればそれでいいので、別に聴かなくなるということはありません。ただ、タイトル曲の「DISCO SYSTEM」(またうまいタイトルつけますね。参考:「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」)よりも、カップリングの「CATCH the DROP」が好きなので、こちらを紹介します。


毎度のことですが(?)、特に強いメッセージはないようで(??)、リリックを見てもよくわかりません。時事ネタで冗談言っていたり、ひたすら妄想を広げたり。一部、誰かのdis(?)とも取れる部分もありますが、それほど深い意味もないようですし。
ただ妙に「最新だが目立たない 斬新だがブレてない」「パンチのなさ否めない 意味深だが意味はない」というフレーズが残ります。「この曲=この二つのフレーズ」で、すべて語っていると言っていいでしょう。


最後、地名に「新○○〜」という地名に(新宿、新大久保、新木場、新小岩、新地、新京極、新世界、新大阪…)何かを落としている(=DROP)しているのも、意味不明です。だけど、なんかオモロイです。説明はできませんが。


曲がよくわからないので、私の文章も支離滅裂気味ですが、一つ言えるのは、「まだスチャダラパーは好きなことやってて楽しそうだな」ということが、曲から伝わってきます。


※「はまぞう」ではジャケット写真が出ないようですが、ジャケ写もなかなかです。脱力系です。それにしても(お)バカな絵。