第399回 AQUARIUS「チャッチャッ」
- アーティスト: AQUARIUS,MIKRIS,T-ZONE,GORE-TEX,S-WORD,TOKONA-X,SUIKEN,XBS,TAD’S A.C.,FIRE BALL,BIG-O
- 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
- 発売日: 2003/10/08
- メディア: CD
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女子高生が日常会話で取り入れるなど、最近、方言が注目されているようです。先日、NHKの教育テレビでも、NHKのアナウンサーが地元の言葉遣いを紹介しているのを見ましたが、ふだん美しい共通語を話すアナウンサーが方言を話すと別の印象に変わるのが面白かったです。
総じて「方言=あたたかい」というイメージがあるのですが、私の中では、どうしても名古屋弁(並びに、その周辺の言葉)は豪快という感じを受けます。
やはり、TOKONA-Xの名古屋弁フロウの洗礼を受けてしまったからでしょう。かわいらしい女の子が名古屋弁をしゃべっていたとしても、おそらく「この人すげえ」と思ってしまうと思います。
TOKONA-Xは、もともと持っている声や選ぶ言葉などから強烈なスタイルを持っていますが、やはり、もう一つは名古屋弁自体が持つ”凄み”も加味されていると思います。
今回は、これまたインパクトあるDELIと共演した「チャッチャッ feat. TOKONA-X, BASS, MIKRIS」を挙げました。アルバムには、もう一つ「アタッテクダケ〜トツゲキのテーマ feat. TAD'S A.C., TOKONA-X」(ただし、初出はシングル『連動』)があります。こちらもTOKONA-X節が炸裂しています。
『オボレタ街』自体も優れたアルバムで、いつかまるごと紹介しようと思っています。今回は、本来名古屋弁が持っている凄みに焦点をしぼって紹介しました。