第２４８回 K DUB SHINE「セイブ・ザ・チルドレン」

Save The Children

16日の深夜、「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聴いていたら、なんとK DUB SHINEの「セイブ・ザ・チルドレン」が流れました。ナイナイのラジオはほぼ毎回聴いていますが、K DUB SHINEの曲が流れた時は、さすがに驚きました。

事の発端は、「今井メロのラップはどうなんだろう」から始まり、「日本語ラップはおもろい」話になり、お決まりの「チェケラッチョ」「悪いヤツは大体友だち」みたいなパターンに話が進行していったのですが、最終的には「メロウナイン」という日本語ラップのコーナーが誕生する運びとなりました。
リスナーからのネタでおもしろ日本語ラップがあったことが新コーナー誕生の決定打となったと思いますが、そのラップに「西川のりおが事務所で金勘定」みたいなフレーズがあり、リスナーの私も爆笑しました。また、コーナー終わりには、Dragon Ashの「Grateful Days feat. ACO, ZEEBRA」をかけてくれました。
そして、岡村さんから「子どもを無駄に殴るな、とか」「メッセージなんやけど、そんなメッセージいる？」発言から、新コーナーのテーマソングがK DUB SHINEの「セイブ・ザ・チルドレン」に決まったようです。それにしても、岡村さんがこの曲を知っていたのがすごいし、スタッフも短時間でよく見つけました。

確かに、この曲はHIPHOPの中では有名な方かもしれませんが、世間一般にも知られているものなのか、私はよくわかりません。文字通り、「子どもたちを救おう」という幼児虐待撲滅を歌ったものですが、ただ、この曲のhookは印象的で、ネタにするにはもってこいと言えるでしょう。すでに、このフレーズを取った（おちょくった？）曲も存在します。
ちなみに、「セイブ・ザ・チルドレン」のトラックはDJ WATARAI制作です。ちょっと意外でした。

先日のナイナイのラジオを聴いて、怒りを覚える日本語ラップファンもいるかも知れませんが、私は全然気にしていません。日本屈指のハガキ職人たちが、どんなおもしろラップを作ってくるのか、とても楽しみです。

日本のHIPHOPをよく聴くリスナーは、ナイナイのやりとりにがく然とした人もいるかもしれませんが、それほど日本のHIPHOPはまだ浸透してないということです。
このブログを見て、日本語ラップにはどんな曲があるのかを知ってもらって、実際に聴いてもらうと幸いです。