第１６６回 TATAR「Ain’t No Stoppin’ feat. AK-69」

Ain’t No Stoppin’ feat.AK-69

当たり前ですが、HIPHOPはアメリカや日本だけにあるものではありません。意外にも、モンゴルで人気がある、というのを聞いたことがあります。日本では若者に支持されていますが、モンゴルは子どもたちに人気で、ラッパーやDJは子どもたちのヒーローだというのを、数年前に聞いたことがあります。

現在のモンゴルでの状況はよくわかりませんが、最近、私ははじめてモンゴル語のラップを聴きました。日本は名古屋からAK-69との共演作ですが、モンゴル語のラップはアリです。

意味はわかりませんが、発音は、英語に似ているので、日本語よりもラップに向いています。しっかり押韻もできているのですが、英語のラップよりも日本語の韻の踏み方に近いです。

モンゴル語のラップを聴いていると、日本語よりも英語のラップに近く聴こえるので、一瞬洋楽を聴いている気になります。正直、モンゴルのラップは、日本語ラップよりかっこいいと思います。日本と韓国の交流は聞いたことがありますが、今後、モンゴルと日本のHIPHOPの交流もあるのでしょうか。アジアのHIPHOPアーティストが集まって、曲を制作するのも面白いと思います。