第153回 OZROSAURUS「村祭り」
- アーティスト: OZROSAURUS DESPERADO,DESPERADO,OZROSAURUS,SHIGECHIYO,MC MACCHO,KENT WILD,DJ TOMO,DJ HIDE
- 出版社/メーカー: ポリスター
- 発売日: 1998/05/27
- メディア: CD
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だいぶ前に(id:dmworldhh:20050805)挙げたCDですが、最近中古CDショップで見つけたので、聴くことができました。
「村祭り」とはどんな田舎臭い曲なんだろうと思って聴いてみましたが、別に田舎臭いというわけではなく、夏の暑い日にまったりとした気分の時に聴くとぴったりの曲です。DJ TOMOプロデュースですが、ちょっとレゲエが入っているような感じです。98年リリースなので、つい最近のような感じですが、歌詞カードにZEEBRAのファーストアルバム『THE RHYME ANIMAL』が”COMING SOON”と書いてありますから、相当古いなと感じます。
OZROSAURUSもキャリアを重ねてきていますが、時代順に大きく分けて3つにタイプが分かれると思います。
- アルバム『ROLLIN’045』以前
- アルバム『ROLLIN’045』周辺からシングル『Hey Girl』まで
- 『Hey Girl』以降、ROMERO SPを経て現在まで
MACCHOのフロウも違いますし、トラックも違ってきます。もともとDS455にいたMACCHOですが、トラックはDJ TOMOから再びDJ PMXに戻りつつあります。
私は『ROLLIN’045』が好きなので、この頃のOZROSAURUSがいちばん好きです。次に、もっと昔のMACCHOでしょうか。最近は、MACCHOのフロウもガナる感じに変わってきてしまいました。ROMERO SPも私はイマイチでした。DJ PMXの音は大好物なのですが、MACCHOのフロウがもともとインパクトがあるので、どちらかといえばDS455のKayzabroのようなすっきりとしたラップの方が映えます。
それにしても、14歳の頃からマイクを握っているというMACCHO(OZROSAURUS)が、現在でもスタイルを変えていき、しかも、リスナーから支持を得ていることは素晴らしいことであり、大変なことです。