第132回 刃頭「PXXXY feat.TOKONA-X」

日本代表

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刃頭のアルバムにTOKONA-Xが参加してできた曲です。昔、この二人で「イルマリアッチ」というグループを組んでいたのでコンビネーションは抜群なのですが、このTOKONA-Xのリリックがヒドいのです。


まず、タイトルから、普通に放送できない言葉ですね(XXXの部分は、そのままXXXではないですよ)。曲中でも、hookなどでこの言葉を連呼しています。NHKはもちろん、民放でもなかなか放送しにくいでしょう。もし、このアルバムがめちゃくちゃ売れたら、どうなっていたのでしょうか。


TOKONA-Xは名古屋出身なので、ラップも名古屋弁です。名古屋弁なので、標準語と比べて少しは言葉も刺激的ではなくなると思ったのですが、TOKONA-Xの豪快なフロウもあって、余計に下世話に聴こえます。


TOKONA-Xは若くして亡くなってしまったのですが、この豪快かつパワフルなワルは、なかなか登場してこないと思います。