第105回 SHAKKAZOMBIE「64 BARS RELAY (DJ WATARAI STREET REMIX)」

S-SENSE 2000

SHAKKAZOMBIEは自身の活動はもちろん、もう一つ大きな仕事をしています。NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDを世に出したのは、SHAKKAZOMBIEがあったからこそと言えるのです。
NITROの原型はだいぶ昔からあったようです。しかし、1997年にリリースされたSHAKKAZOMBIEのアルバム『HERO THE S.Z.』にシークレットトラックに収録されている「共に行こう（Version Pure）」が少なくともかなり早い時期の作品です。GORE-TEX、SUIKEN、DABO、MACKA-CHINが参加していますが、この後に、この4人を含めてNITROが誕生します。
さすがにみなさん声が若いのですが、なぜかMACKA-CHINだけ全然変わっていません（現在と比べても）。やっぱり不思議です。

そして、再び『ジャーニー・オブ・フォーサイト』収録の「64 BARS RELAY」でDABO、SUIKEN、XBSと共演します。その後、日本のHIPHOPクラシック『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』がリリースされるわけです。
「64 BARS RELAY」は第1走者、第2走者…とまさに”マイクリレー”する曲。SHAKKAZOMBIEとNITROの3MCの曲ですから、今考えてもかなり豪華です。
ですが、『S-SENSE 2000』に収録されているDJ WATARAIのRemixの方が、さらに疾走感が出ているので、今回はRemixを挙げておきます。