第28回 JA飛龍「ジャッカル feat. PROJECT雷電」

凶気の桜 オリジナル・サウンドトラック

凶気の桜 オリジナル・サウンドトラック


なぜか、勝手に頭の中にhookがリピートしていたのがこの曲。
JA飛龍は前から注目していて、そろそろ大々的に前に出てきてもいいような気がして、その時を楽しみにしています。
最近では、DJ OASISの『マイク持つDJ (CCCD)』のカップリング「ここにあるぜ」に参加していて、むしろこっちの曲の方が出来がいいと思う位の勢いです。


アメリカでは、HIPHOPアーティストが映画の音楽を担当するだけでなく、DMXやLL.COOL.Jなど出演までしてしまうのが当たり前のようになっています。
日本はそのようになるまでまだ時間がかかりそうですが、この「ジャッカル」は映画『凶気の桜 [DVD]』のサントラに収録されています。
先にサントラを聴いてから、映画を観たのですが、全然サントラの曲が使用されてなくて驚いた記憶があります。
映画のサントラは、”オリジナル”とうたっていても、そんなものなのでしょうか。
映画自体も「HIPHOPがかかっている」と先に独り合点して観たせいもあるのでしょうが、あまり面白くありませんでした。共感できる部分が少なかったというか、元々アノ手の空気感は好きではありません。
しかし、サントラの出来はなかなかです。


HIPHOPがからんでいて、今一番気になっている邦画は『g@me. [DVD]』です。といっても、主題歌がZEEBRAが担当しているだけですが(オリジナルサウンドトラック『g@me』収録)。
あとは、餓鬼レンジャーのG.Pが音楽を担当している『ガチャポン [DVD]』で、パッケージだけ見ると、餓鬼レンジャーラッパ我リヤも出演しているようです。これも、『「ガチャポン」THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUND TRACK』を先に聴いてしまいました。でも、観たい映画ではあります。
それと、興行的には厳しかったようですが、ラッパ我リヤ主演の『3on3 [DVD]』は観たかったです。こちらのサウンドトラック『3on3』は、MACKA-CHINとDABOによるユニット「MABO」が参加していたりと、豪華な内容です。


アメリカがそうだからというわけではないですが、日本の一HIPHOPファンとしては、もっと映画界にも進出してほしいな、と願います(欲を言えば、その映画は当たってほしい!)。