第462回 HI-D『WORD OF MAJESTY』

Word of Majesty

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昨日(id:dmworldhh:20060920)のsanspo.comのリンクを張りましたが、芸能欄の他の記事を眺めていると、こんな記事がありました。「へえ〜。ノリさん、またなんかやるんだあ、ふーん。えっ!?HI-D!?」

木梨憲武が新ユニット「あじさい」を結成!10・18デビュー

とんねるず木梨憲武(44)がソウルユニット「あじさい」を結成し、10月18日にデビュー曲「二人だけの世界」を発売することが19日、分かった。歌唱力に定評のある木梨にとって、本格的な音楽活動はダンスユニット野猿」以来、5年半ぶり。とんねるずをはじめ、演歌デュオ「憲三郎&ジョージ山本」や「野猿」でヒット曲を量産しただけに、今度は「あじさい」で満開の花を咲かせる。


木梨が一流ミュージシャンを従え、再び歌謡界へ打って出る。
新ユニット、あじさいは7人組の大所帯。木梨はR&B界のカリスマ、ZEEBRAと組んだ経験を持つ実力派R&Bシンガー、HI−D(34)とツインボーカルを取る。ギターにはSMAP松たか子のレコーディングに参加経験を持つ渡辺格(46)、ドラムには鈴木雅之今井美樹のツアーメンバーの渡辺豊(43)ら、その分野で名の知れたミュージシャンが集結した。
きっかけは、木梨が2004年からライフワークにするライブパフォーマンスショー「NORITAKE GUIDE」。今年5月、3年目を迎えた同ライブを東京・高輪のクラブeXで3日連続で行ったところ、ダンサブルなステージとクオリティーの高いR&Bが、耳の肥えた音楽関係者の間で評判になった。
特に、木梨の甘い歌声とHI−Dの繊細かつ力強い歌声とが絶妙にマッチ。一流の演奏も加わり、場内から「CDとして発売した方がいいんじゃないか」という声があがった。そこで、その時の顔ぶれそのままに、一番反響の高かったR&B曲「二人だけの世界」でポニーキャニオンからのデビューが決まった。
ユニット名は、きれいな花弁が集まってさまざまな彩りを見せるあじさいにちなみ、才能のあるいろんな人間が「あじさい」の如く集まり、多彩な才能を見せていこうと命名された。
木梨は「久しぶりの音楽活動なので、今からわくわくしています。一流のミュージシャンたちと全国をライブ遊びさせていただきます」と全国ツアー構想を明かし、「(1991年にとんねるずの「情けねえ」で受賞以来)2度目の歌謡大賞を狙います」と宣言!? 賞レース全盛期には日本レコード大賞に次ぐ権威を誇った、今はなき日本歌謡大賞を引き合いにだしてユーモアたっぷりに本気ぶりをアピールした。
R&Bで勝負する木梨が、とんねるず、憲三郎&ジョージ山本、野猿に続き、あじさいでもヒットチャートをにぎわわしそうだ。
★豪華顔ぶれ
メンバーはツインボーカルの木梨、HI−Dに、木梨と旧友関係のギター、矢吹俊郎(44)がバンドマスターを務める。もう1人のギターに渡辺格、ドラムに渡辺豊、ベースに矢井田瞳のツアーメンバーを務める坂本竜太(41)、キーボードには人気アニメソングを数多く作曲、編曲した大平勉(45)という顔ぶれ。
デビュー日には、あじさい結成のきっかけとなった「NORITAKE GAUIDE」のDVDも同時発売される。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200609/gt2006092002.htmlより部分抜粋)

とにかく驚きました。まさか、HI-Dとやるとは。どんな曲なんでしょうか。「うたばん」が楽しみです。


HI-Dはこのブログでも結構書いていると思います。何せHIPHOPアーティストの共演作が山ほどあり、いわゆる「客演王」と呼んでいいでしょう。しかも、自身の作品だけでなく、プロデューサー業もやっているようです。
ソロの作品もリリースしていますが、HI-Dはどこか苦労人だと思ってしまいます。数多くの客演を経験し、これほどまでの実力がありながら、メジャーデビューは結構遅かったと思います(実は2000年に『Life must go on』という作品を出している)。
一発目こそZEEBRAをフィーチャーした『Girlfriends feat.ZEEBRA』でしたが、2枚目は歌モノで勝負した『君がいるから』をリリースしました。そして、ファーストアルバム『Word of Majesty』が完成しました。
先のZEEBRAをはじめ、UZI、DABO、TWIGY、BUTCHERなどクセのあるラッパーとの共演曲もありますが、やはりHI-Dソロの曲はじっくり聴かせてくれます。MCとの共演作もいいですが、ソロでも聴かせてくれるので、アルバムまるごとオススメします。
記事に上手い表現があってそのまま拝借しますが、「繊細かつ力強い歌声」が魅力なので、ぜひHI-Dの作品を聴いてみてください。