第194回 “E”qual『ごうだつゲーム』
- アーティスト: "E"qual,Keishi,Sygnal,HI-D,Jack Herer,dNessa,Rude Boy Face,RYUZO,Mr.OZ,TOKONA-X
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2005/03/23
- メディア: CD
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M.O.S.A.D.のTOKONA-Xが亡くなり、同じM.O.S.A.D.のメンバー“E”qualがリリースしたアルバムです。TOKONA-Xの死が突然だったからでしょう。アルバムのIntroの前に、TOKONA-Xをフィーチャーしたskitみたいなものがあります。
それにしても、キャラが立ったTOKONA-Xに比べると確かにインパクトは足りませんが、このアルバムを聴くと、“E”qualの抜群の安定感を感じさせます。オーバーグラウンド、アンダーグラウンド問わず、これからもゲストに呼ばれる機会が増える気がします。
アルバムは、後にリリースされる『The Rock City 〜M.O.S.A.D.'s Town〜』の前編のように、MACCHO(「I wanna real」)、RYUZO、Rude BoyFace(「ターミネーター」)など豪華なゲストとの曲が続きます。ミニアルバムですが、単純に聴き応えがあります。
ですが、「これでいいのだろうか?」と思ってしまう曲がひとつあります。Mr. OZをフィーチャーした「Strong Style」なんですが、Mr. OZのラップが何を言っているのか、全然聞き取れません。独特の低音を駆使したラップのMr. OZですが、低音すぎて(XBSは越えている)何を言っているかよくわかりません。かっこいいことはかっこいいのですが…。
M.O.S.A.D.はTOKONA-X、“E”qualと続き、あとはAKIRAのソロ作品を待つばかりです。